米で3年連続アワード獲得 横浜ゴムのタイヤ販売会社

2020年08月20日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは8月19日、同社の米国のタイヤ販売会社であるヨコハマタイヤコーポレーションが、スバルの米国生産子会社であるスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)の「スペリオール・エクセレント・パフォーマンス・アワード」を7月に受賞したと発表した。

 スペリオール・エクセレント・パフォーマンス・アワードはSIAが求める安全性、品質、コスト、納期における目標を達成したサプライヤーを表彰する「エクセレント・パフォーマンス・アワード」を3~4年連続で獲得した受賞者に贈られるもので、「インプレッサ」「レガシィ」「アウトバック」向けのタイヤ供給において高い評価を得た。

 納入タイヤはレガシィ、アウトバック向けが「エイビッドGT」、インプレッサ向けが「エイビッドS34P」。2商品とも北米市場で販売している乗用車用タイヤ「エイビッド」に、横浜ゴムのグローバルタイヤブランド「ブルーアース」の基盤設計や材料技術を採用して開発したオールシーズンタイヤ。突然の降雪への対応も想定して開発しており、タイヤサイドには「M+S(マッド+スノー)」が打刻されている。エイビッドS34Pは、低燃費性能を高めながら優れた走行性能と安全性能を実現。エイビッドGTは、優れた低燃費性能やスノーおよびウェット性能に加え静粛性と乗り心地も高めたグランドツーリングタイヤ。

 ヨコハマタイヤコーポレーションは、横浜ゴム初の北米におけるタイヤ生産販売拠点として1969年に設立された。現在は販売会社として乗用車用タイヤ、小型トラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、建設車両・産業車両用タイヤなどを販売している。

 

「レガシィ」「アウトバック」に装着されたエイビッドGT

「レガシィ」「アウトバック」に装着されたエイビッドGT

 

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