西川ゴムの4~6月期 原価低減努力で北米は増益

2020年08月20日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の21年3月期第1四半期連結決算は、売上高が157億4100万円で前年同期比37・3%減、営業損失が9億2000万円(前年同期は営業利益21億7200万円)、経常損失が10億5400万円(前年同期は経常利益23億5500万円)、四半期純損失が11億6300万円(前年同期は四半期純利益14億2700万円)となった。
 地域別では、日本は自動車生産台数が減少した影響を受け、売上高は70億6400万円で同47・6%減、営業損失は15億7400万円(前年同期は営業利益が8億2000万円)だった。
 北米も自動車生産の減少などにより、売上高は56億5000万円で同23・1%減。一方、営業利益は原価低減活動などにより1億7600万円で同3・9%増となった。
 東アジアも自動車生産の減少などで、売上高は17億4800万円で同44・6%減、営業損失は9300万円(前年同期は営業利益1億9600万円)となった。
 東南アジアも同様の理由で、売上高は23億6300万円で同22・3%減、営業利益は5億6300万円で同40・2%減となった。
 21年3月期通期業績は、売上高は733億円で前期比24・6%減、営業損失は10億円(前年同期は営業利益68億4800万円)、 経常損失は4億円(前年同期は経常利益74億8900万円)、当期純損失は3億円(前年同期は当期純利益44億8600万円)を見込んでいる。

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