【開発経緯概略】
形状記憶高分子とは、温度変化による性質変化を利用して形状を固定させたり、復帰させたりする機能を付与することができる高分子である。ポリマーの流動を防ぐための固定相と、温度変化に伴う軟化・硬化が可逆的に伴う、軟化相と硬化可逆相の2相構造で構成されている。形状記憶高分子にはこの2相を具備することが必須であり、その組合せ方はポリマーにより異なる。
【性質、加工、その特徴】
形状記憶合金と比べて低密度であり、成形性が良く、低コストであるなどの多くの特徴を持つ。
【新製品への応用と主な用途】