日本スチレン工業会のまとめによると、スチレンモノマー(SM)の20年1~6月の生産は95万1929tで前年同期比1%減となった。
月別の生産量をみると、1月から3月までは前年同月比2桁減で推移したが、4月が横ばいとなったのを底に、5月は前年同期比9%増、6月は同16%増と生産は回復基調にある。
内訳は、内需は65万6215tで同9%減となったのに対し、輸出は29万5374tで同10%増となり堅調に推移した。
用途別では、主力のPS向け(GP/HI)は32万9355tで同3%減となった。
また、ABSは10万4833tで同18%減、合成ゴムは5万3748tで同24%減、EPSは4万7796tで同18%減。UPER(不飽和ポリエステル)は1万5846tで同20%減となり、全用途で前年実績を下回る結果となった。
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