【技術品質で勝負するゴムメーカー】ハンボ 國本浩嗣代表取締役

2020年09月07日

ゴムタイムス社

 

■ 技術品質で勝負するゴムメーカー Vol.6

最新技術で多様なニーズに対応 ストレッチゼロが販売好調

ハンボ 國本浩嗣代表取締役


 

 中国最大級の作業用・業務用手袋メーカーとして、日本や欧州、アメリカにOEM供給するハンボ(中国江蘇省・王咸華代表)。2016年に設立したハンボ日本法人の國本浩嗣代表取締役にハンボの強みや日本市場での販売戦略などを聞いた。

 ◆ハンボの強みを教えてください。

 ハンボは、王代表が2004年にそれまで合弁を組んでいた某手袋メーカーから独立した会社です。強みは、研究から開発、製造まで一貫して取り組むことで、アドバンテージのあるコストパフォーマンスに優れた製品を製造できる点。また、敷地面積20万平方メートルの自社工場には37の製造ラインと1000機の自動編機を備え、最新テクノロジーを駆使し、ニーズに合致した製品を素早く市場に供給できる点も強みといえます。

 また、今年中には糸の生産から編み工程までを手掛ける自社工場が完成し、耐切創用の特殊糸などの生産、最新編み機の投入などにより今以上にお客様の多様なニーズにお応えできるようになる予定です。

 ◆日本法人設立のきっかけは。

 前職の貿易会社で日本のお客様の注文をハンボにお願いしており、王代表とは2008年頃に知り合いました。王代表と親しくさせていただく中で、OEMではなく、自社ブランドでの日本進出を計画していることを知りました。ただ、日本の市場を良く知

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