タイヤ4社の20年12月期第2四半期連結決算が出揃った。新型コロナウイルスの感染拡大によるタイヤ需要低迷を受け、各社の売上は概ね2割減、利益は大幅減益となった。
◆ブリヂストン
ブリヂストンの第2四半期連結決算は、売上高は1兆3554億7000万円で前年同期比22・1%減、調整後営業利益は482億6600万円で同68・3%減となった。
調整後営業利益の増減要因は、売値が100億円、原材料が170億円、営業費560億円の増益要因があったものの、数量が1210億円、為替が40億円、償却費が20億円、その他が599億円の減益要因となり、合計1039億円の減益となった。
地域別では、日本は売上高が3573億円で同18%減、調整後営業利益は187億円で同60%減となっている。米州は売上高が6467億円で同22%減、調整後営業利益は349億円で同59%減となった。
欧州・ロシア・中近東・アフリカは売上高が2488億円で同23%減、調整後営業利益はマイナス134億円となった。中国・アジア大洋州は、売上高が1817億円で同23%減、調整後営業利益は89億円で同58%減となっている。
◆住友ゴム工業
住友ゴム工業の第2四半期連結決算は、売上収益は