ニッタは8月24日、組込み部品用感圧センサシートを販売すると発表した。
同社は、長年様々な用途での面庄分布測定システムを提供している。中でもセンサシート部の圧倒的な薄さと感圧特性は好評で、「センサシートを自社の製品へ力センサ(スイッチ)部品として組み込みたい」という引き合いが多数あった。
そこで今回、同社は顧客の個別二一ズに合ったセンサ形状、感度に力スタマイズした組込み部品用のセンサシートを提供することを決定した。厚さわずか0・1mmのシートは、わずかな隙聞にも装着可能で、また感圧特性により単なるオン・オフの2階調の出力ではなく、力に応じた機能を持たせることが可能になる。
同社は、「人の感触の再現」というコンセプトのもと、製品の小型・薄型化に貢献するだけでなく、長年培ってきた力検出センサ技術により、まったく新しい機能やサービスの創出に協力できるとしている。