ピレリジャパンは8月26日、ウィンタータイヤ「Pゼロ・ウィンター」を9月より順次発売すると発表した。発売サイズは8サイズで、価格はオープン価格。
30年以上に渡り高性能タイヤの代名詞であり、同社の最も有名なブランドPゼロは、新Pゼロ・ウィンターの登場で、冬のドライブへ立ち向かう準備が盤石となった。同社ウィンタータイヤの歴史が、冬のアスファルト路面における安全性と性能を提供する新製品を生み出した。
Pゼロ・ウィンターは、その名の通り、不変のドライビングエクスペリエンスをPゼロから継承している。世界の自動車メーカーは、低グリップのコンディション下でも、高性能車の巨大なパワーとトルクに対応できるタイヤを求めている。そこで同タイヤは、開発からホモロゲーションに至るまで自動車メーカーとの協働という、Pゼロ・サマータイヤと同様のプロセスをたどっている。
「Pゼロ・ウィンター」プロジェクトのゴールは、スーパーカーやラグジュアリーカーのオーナーへPゼロ・サマータイヤと同じドライビング感覚を提供し、季節による違いを感じさせないことだった。開発されたコンパウンド、トレッドパターン、技術的ソリューションによって、Pゼロ・ウィンターは、典型的な冬の路面に適応し、サマータイヤと同等レベルの安全性とコントロール性を確保した。
新ウィンタータイヤをラインナップに加えたPゼロファミリーは、スポーティーでプレステージャスな車種へ、あらゆるタイプのタイヤを提供できることとなった。タイヤには、車種ごとのマーキングが施されている。マーキングは、同社のエンジニアとカーメーカーによる共同開発を証明するもので、各車両モデル用に開発されたテイラーメイドのピレリタイヤであることを示している。同タイヤの開発の工程は、同社の「パーフェクトフィット戦略」を総括したものであり、すべてのマーク付きタイヤは、装着されている各々の車両特性を補完すべく的確な性能を提供。この戦略は、新Pゼロ・ウィンターにも厳格に活かされている。