豊田合成は8月28日、同社のウェザストリップが、トヨタ自動車から7月に発売されたレクサスLC500コンバーチブルに採用されたと発表した。
ウェザストリップは車のドアや窓枠などに装着して隙間を塞ぎ、雨や風などの車内への侵入を防ぐゴム・樹脂製のシール部品。そのトップサプライヤーとして同社は高品質な製品をグローバルに提供している。
LC500コンバーチブルにはドアやラゲージ、エンジンフード周りなどに同社製のウェザストリップが20種類、34本搭載されている。特に「ルーフサイドレールウェザストリップ」は、「窓ガラスのシール(密閉)機能」に加え、電動ルーフを閉じた際の「ルーフのシール(密閉)機能」およびルーフとボディとの間にたまる「雨水の排水機能」を兼ね備えている。オープンカー特有の複雑な形状に対応し、フラッグシップクーペのコンバーチブルモデルの流麗な車両デザインを支えている。
今後も同社はゴム・樹脂の専門メーカーとしてのコア技術を磨き、車室内の快適性を支えると共に、顧客の多様なデザインニーズに対応していくとしている。