日本ゼオンは9月4日、2020年8月13日付で「気候関連財務情報開示タスクフォース(以下、TCFD)」提言への賛同を表明したと発表した。
同社はCSR基本方針において「企業活動を通じ、社会の持続的発展と地球環境に貢献する」を掲げ取り組んでいるが、今後はTCFD提言を踏まえ、気候変動が同社事業に及ぼすリスク・機会を分析し、経営戦略に反映することで経営基盤の強化を図るとともに、気候変動に関連する情報開示を進めることで、ステークホルダーとのさらなる信頼関係を醸成し、持続的可能な社会の実現と企業価値の向上を目指す。
なおTCFDへの賛同にともない、同社は「TCFDコンソーシアム」にも参画した。TCFD提言に賛同する他の企業や金融機関等とともに取り組みを推進し、同コンソーシアムにおいて得られた知見を活用して、同社における効果的な取り組みや情報開示について検討を行っていくとしている。