TOYO TIREは9月17日、米国タイヤ販売子会社トーヨータイヤU.S.A(以下TTC)ならびにメキシコタイヤ販売子会社NTメキシコ(以下NTM)とともに、22日から27日の4日間、メキシコのバハ・カリフォルニア州で開催される第52回「SCORE BAJA 500(バハ500)」に参戦する選手のチームに対し、同社製ピックアップ/SUV用オフロードタイヤ「オープンカントリーM/T―R」を供給し、同レースでの活躍をサポートすると発表した。
同社は、北米市場で高く評価されている本格的オフロード向けピックアップトラック/SUV用タイヤ「オープンカントリーM/T」をレース用にチューンアップした「オープンカントリーM/T―R」を供給する。世界各地のオフロードレースで蓄積した技術的経験をフィードバックし、開発を重ねた「オープンカントリー」シリーズは、トラクション性能やブレーキ性能、悪路走破性を向上したトレッドと、耐外傷性の高いタフネス構造で、昨年の同レースにおいても総合優勝をサポートした。
今回のレースでは、昨年総合優勝し連覇が期待されるアンディ・マクミラン選手、そして昨年のSCORE BAJA 1000で地元優勝を飾ったアラン・アンプディア選手をはじめ、同社およびTTC、NTMとサポート契約を結んでいる選手チームの参戦車両に「オープンカントリーM/T―R」を供給し、総合優勝をめざす。
毎年6月に開催される「SCORE BAJA 500」は、世界有数の過酷なオフロードレースとして知られている。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて延期されていたが、9月に開催されることとなった。同レース参加車両はメキシコのバハ・カリフォルニア半島の都市、サン フェリペを出発し、全行程500マイル(約800km)の起伏に富んだ砂漠地帯や岩場の多い山岳地帯を高速で駆け抜ける。砂や岩で構成されるハードな路面を制限時間内に走破するためには、ドライバーのテクニックに加え、装着タイヤの悪路走破性と耐久性が高いレベルで要求される。