ゴムロールの研磨技術で世界をリードする水口製作所(静岡県裾野市、水口泰昌社長)は大型ロールに対応する大型高速・高精度研磨複合機の販売に注力していく。
近年のゴムロールの需要動向は、当初はOA機器向けの需要が活発だったが、スマートフォンの普及やプリントセンターの充実により需要が落ちている。そのため、同社のブランド力や技術力を生かし、コンバーティング分野や一般工業用品分野にも供給先を広げ、同分野のオーバーホールなどの需要を獲得。その結果、大型の複合機の需要が伸びているという。また、特殊な磨きが必要な医療機器分野でも同社の技術力で需要を取り込んでいる。
今後の展開として、ゴムロールの需要を取り込むのはもちろんだが、以前力を入れていたクロムメッキ、金属などの分野に再度注力し、大型複合機の販売増につなげていきたい考えだ。その販売に注力していく大型高速・高精度研磨複合機のCNC大型ロール研削盤には「LEO―1500」、「LEO―2000」、
2020年09月23日