国際ゴム研究会(IRSG)がまとめた世界の新ゴム消費量によると、2020年上半期(1~6月)は1239万1000tで前年同期比14・6%減となった。首位で消費量の3割を占める中国を始め、2位の米国も2桁減となった。コロナ感染拡大に伴う景気悪化の影響を背景に、各国の新ゴム消費量は大きく落ち込んでいる。
20年上期の新ゴム消費量を国別(地域を含む。以下同)で見ると、1位の中国は424万9600tで同12・5%減となり、上期ベースでは前年同期の微増から2桁減に転じた。
中国国家統計局が発表した20年1~3月期の実質GDP成長率
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