ブリヂストンは9月23日、多様な人々とのコミュニケーションを学ぶための新たな出張授業「ブリヂストングローバルコミュニケーション教室~世界につながる伝える力~」に参加する首都圏の学校を募集すると発表した。
対象は中学1年生で小学6年生や中学2、3年生も可、実施期間は10月26日から12月15日となる。実施校数は2校で、実施地域は首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)となっている。また、授業の実施方法は、①教室と講師間をビデオ会議システムで接続、②生徒含め全員がビデオ会議システムで接続、の2種類から選ぶことができる。応募の詳細は、企業教育研究会のウェブサイトに掲載されている。
同プログラムは、グローバル化に伴い、さまざまなバックグラウンドを持つ人と関わる機会が増えている中で、「伝える力」を磨くことの大切さをロールプレイングで学ぶことができる授業となっている。外国にルーツを持つ子どもとのコミュニケーションを疑似体験することや、海外勤務経験のある同社従業員の言葉などを通して、相手に正確に伝える方法やコミュニケーションのコツを学ぶことができる。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間授業はオンラインで行う。
同社グループは150以上の国と地域で事業を展開しており、約14万人の従業員の内、約8割が日本以外をルーツとしている。グローバル会議において英語公用化を進めるなど、多様な人材が活躍できる環境と体制を整備していることから、「グローバルコミュニケーション」について有意義な学びの場を提供できるとしている。