デンカは9月24日、井上春成賞委員会より、同賞の支援に対する感謝状を受領したと発表した。
「井上春成賞」は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長であり工業技術庁初代長官でもあった井上春成氏がわが国の科学技術の発展に貢献された業績に鑑み、新技術開発事業団の創立15周年を記念して創設された。大学、研究機関等の独創的な研究成果をもとにして企業が開発、企業化した技術であり、わが国の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものについて研究者および企業を表彰する。
同社は過去に2回、井上春成賞を受賞しており、1978年より同賞の趣旨に賛同し過去34回にわたり協賛を行ってきた。モノづくりを通じて社会の発展に貢献し、社会から信頼される企業を目指す同社は、今後も科学技術の発展に寄与する各学協会・団体の活動を支援していくとしている。