ニッタは10月2日、抗ウイルスフィルタ「リムライト抗ウイルス制菌防カビ中性能フィルタ」及び「酵素HEPAフィルタ」の発売を開始すると発表した。
これまで医療施設の他、オフィス、商業施設、産業設備など多くの用途にてエアフィルタが採用されているが、昨今ウイルスが蔓延する中、フィルタで粉塵を捕集した際に活性化状態のウイルスが付着する可能性が高まっている。
そこで同社では、粒子などに付着したウイルスを高効率で捕集し、不活化させることで感染リスクの低減が期待されるフィルタとして、抗ウイルスフィルタを発売する。
製品の特長として、「フィルタで捕集されたウイルスの不活化」、「抗ウイルス効果は『JIS・L1922・2016繊維製品の抗ウイルス試験』にて検証済」の2点が挙げられる。
同社はこれからも、社会に貢献するエアフィルタ製品を提案していくとしている。