「二年連続のM&Aで精錬ライニング事業は中核事業の一つとなった」と語るのは、東海カーボンの真先隆史精錬ライニング事業部長。
トーカイ・コベックスとして19年にスタートした東海カーボンの精錬ライニング事業は、19年では売上構成比の6%を占める事業に過ぎなかったが、独コベックスに続き、フランスの炭素黒鉛製品メーカーであるカーボンサボワを買収した結果、同事業の2020年の売上構成比は19%までに拡大する見通しだ。
また、成長事業と位置付けているファインカーボン、工業炉及び関連製品、精錬ライニングの3事業を合わせた構成比でも全体の43%を占める見通しで、黒鉛電極、カーボンブラックの主力2事業に依存した
2020年10月12日