コベストロは10月9日、ロイヤルDSM社からレジンズ&ファンクショナルマテリアルズ事業(RFM)を16億1000万ユーロで買収する契約を9月30日に締結したと発表した。
RFMの売上約10億ユーロとEBITDA約1億4100万ユーロが加わることにより、コベストロの塗料・接着剤・スペシャリティーズ事業(CAS)の売上は、2019年試算ベースで約34億ユーロに拡大なる。
RFMの買収により、水系ポリアクリル樹脂全般、水系ハイブリッド技術、パウダーコーティング樹脂、放射線硬化樹脂などが新たにポートフォリオに追加されることになる。買収手続きの完了は2021年第1四半期となる見込みだが、独禁法上の承認を含む規制当局の承認が条件となる。