搬送ベルト特集 フォルボ・ジークリング・ジャパン 「Prosan」に新シリーズ追加 HACCP対応強化をさらに図る

2020年11月02日

ゴムタイムス社

 フォルボ・ジークリング・ジャパン(東京都品川区、佐藤守社長)のベルト部門の20年12月期現況は、予算を下回って推移している。分野別では、食品分野はコロナ感染拡大による外出自粛の影響を受け、外食産業や土産品分野の落ち込みが目立った。一方、中食分野は安定しており、コンビニやスーパーでは総菜の売上が堅調に推移した。このため、中食分野に採用される搬送用ベルトは安定した販売を見せている。

 物流分野は依然として好調が継続している。ネット通販市場の成長を受け、配送センターの新設・増設の案件を獲得できていることや、OEM標準採用もあった。

Prosan(横溝パターン)

Prosan(横溝パターン)

 製品別では、戦略商品の「Prosan(プロサン)」シリーズは今期も売上は前期比で20%増と好調な流れが続く。Prosanでは、「Prosan フルシールHACCPシリーズ(横溝パターン)」を新シリーズに追加した。横溝パターンはグリップ力を高め滑りにくくした製品で、傾斜搬送や位置決め、一般搬送での小部品やかさ物搬送用の水平・傾斜搬送に最適。今後

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