クレハは10月20日、未定としていた2021年3月期第2四半期(累計)における連結業績予想について、最近の業績動向を踏まえて修正したと発表した。
同社は2021年3月期の連結業績予想について、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難であることから未定としていたが、第2四半期(累計)の業績については、現時点で入手可能な予測等を踏まえて業績予想を算定した。
2021年3月期の第2四半期(累計)連結業績予想は、売上収益は主に機能製品セグメントでの減収により前年同期を下回る見込みとなった。営業利益は販管費の減少はあったものの、減収による減益に加え、前年同期に連結子会社による新規企業結合に伴う割安購入益14億60百万円を計上したことなどもあり大幅に減少する見込みとなった。
なお、2021年3月期の通期連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難であることから、現時点では未定としている。また、同社は、業績予想は発表日時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があるとしている。