コロナ禍でゴム樹脂手袋の需要が増えている。特に、需要が急伸しているのが使い切り手袋だ。使い切り手袋はこれまで医療機関や食品工場などの業務用を中心に使用されてきたが、10年ほど前からは消費者の衛生意識の高まりや仕様上の手軽さなどが受け入れられ、家庭にも普及が広がった。
日本グローブ工業会の統計によると、19年の極薄手袋(ディスポ、医療用を除く)の販売数量は前年比10・2%増の約52億7000枚。コロナとは関係がなく販売好調が続く。
今回のコロナでは、コロナ感染防止対策として、まず
2020年11月02日