ニッタの21年3月期第2四半期連結決算は、売上高が371億3800万円で前年同期比11・7%減、営業利益は11億9100万円で同38・1%減、経常利益は20億4300万円で同50・1%減、四半期純利益は15億9400万円で同52・8%減となった。
損益面は、原価低減活動や出張自粛、業務効率化などによる経費の削減に努めたが、売上の減少に伴い減益となった。経常利益では、自動車業界向けの需要悪化や持分法適用会社であるゲイツコリアCO.,LTDの解散に伴い持分法による投資利益が減少した。
通期予想は、第2四半期の業績および先行きの主要需要業界の動向を勘案して、8月7日に公表した業績予想を修正し、売上高は760億円で前期比9・4%減、営業利益は23億円で同34・8%減、経常利益は42億円で同44・3%減、当期純利益が33億円で同46・3%減を見込んでいる。
2020年11月09日