三福工業(栃木県佐野市、三井福太郎社長)はフッ素ゴムや合成樹脂などのコンパウンド事業と、発泡体事業の2本柱で展開している。
20年度の上半期の需要動向によると、例年期初のスタートは鈍っていたが、今期は順調な滑り出しだった。ただし、8月が新型コロナの影響を一番受けた月になったという。
事業別では、コンパウンド事業は4月~5月はフッ素ゴムや樹脂コンパウンドの需要が良かったものの、6月以降新型コロナの影響を受けた。ただ、環境関連分野で機能性が高い商材が堅調に推移したことから落ち込んだ需要をカバーした。そのため、コンパウンド事業の上半期の売上は前年より上回る結果となった。
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