横浜ゴムは11月11日、同社のADVANレーシングタイヤ装着車が11月7日から8日に栃木県のツインリンクもてぎで開催された国内最高峰のツーリングカーレース「2020 AUTOBACS SUPER GT」第7戦のGT300クラスで表彰台を独占したと発表した。なお、ヨコハマタイヤ勢の優勝は第2戦、第5戦、第6戦に続き今シーズン4回目となる。
優勝はKONDO RACINGの「リアライズ日産自動車大学校GT―R(藤波清斗選手/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)」、2位はGOODSMILE RACING & TeamUKYOの「グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝選手/片岡龍也選手)」、3位はTOMEI SPORTSの「RUNUP RIVAUX GT―R(青木孝行選手/大滝拓也選手)」が獲得した。23周目にセーフティーカーが導入される荒れた展開の中、全車がドライバー交代を終えた後は「リアライズ日産自動車大学校GT―R」と「グッドスマイル初音ミクAMG」の2台が熾烈なトップ争いを展開、32周目で「リアライズ日産自動車大学校GT―R」がトップに躍り出ると、そのまま逃げ切りチェッカーフラッグを受けた。「RUNUP RIVAUX GT―R」は、最終ラップで3位に浮上しゴールした。
「リアライズ日産自動車大学校GT―R」は第5戦のGT300クラスでの優勝に続き今シーズン2勝目を飾り、ドライバーランキング、チームランキングともにトップで11月末の最終戦を迎える。「グッドスマイル初音ミクAMG」は第6戦に続き2度目、「RUNUP RIVAUX GT―R」は今シーズン初の表彰台を獲得した。
同社は2020年のSUPER GTにおいて、GT300では計20台、GT500では3台にタイヤを供給しているほか、海外でも幅広いカテゴリーをサポートし、モータースポーツの普及に努めている。