日本ゴム工業会統計委員会(ライニング製品関係5社)がまとめたゴムライニング生産統計によると、20年1~9月のゴムライニングの生産量は22万425kgで前年比27・8%減となった。
車両・船舶用が7割近く伸びたものの、化学工業用が前年を下回ったことや、水処理装置や電力などのその他用が3割超の減少、鉄鋼用、鉱山・非鉄金属用も減少した。これにより全体では3割減となった。この結果、ゴムライニング生産は国内11用途のうち9用途で前年を下回った。
用途別では、構成比の3割以上を占める化学工業用が7万3434kg
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