ポバール興業の21年3月期第2四半期決算は、売上高が17億2600万円で前年同期比6・7%減、営業利益は1億9800万円で同26・9%減、経常利益は2億1400万円で同25・2%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億5400万円で同24・7%減となった。
セグメント別では、総合接着・樹脂加工事業は、売上高が13億9600万円で同5・1%減。自動車業界を中心に、緩やかではあるが先送りされていた受注が戻りつつあるほか、研磨関連の製品が底堅く推移した。
特殊設計機械事業は、売上高が3億2900万円で同12・9%減。新型コロナウイルス感染症による設備投資の先送りや凍結の影響があった。
21年3月期の通期連結業績予想は、売上高が33億4600万円で前年同期比3・4%減、営業利益は3億6500万円で同18・7%減、経常利益は4億円で同15・9%減、当期純利益は2億6100万円で同27・6%減を見込んでいる。