ブリヂストンは11月25日、日産自動車が10月より北米で発売した新型SUV「ローグ」の新車装着タイヤとして、環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「エンライトン」を搭載した「アレンザ・スポーツA/S」の納入を開始したと発表した。サイズは235・55R19・101V、235・60R18・103H、 235・65R17・104H。
タイヤ技術「エンライトン」は、タイヤ重量を大幅に軽量化し、省資源化やタイヤの転がり抵抗を大幅に低減することで環境負荷を低減するとともにハンドリングなどの運動性能との両立を可能にする基盤技術の1つで、同社は「エンライトン」技術を採用した「断トツ商品」を通じて、車両が求める環境性能と運動性能を実現すると同時に、環境負荷低減や資源生産性の向上に貢献することで、社会価値・顧客価値を実現、競争力の強化へと繋げていく。同社グループは、断トツを追求した商品を「創って売る」事業を将来に向けても強化していく。
同社グループは長きに渡るパートナーとして「ローグ」の開発に参画する中で、日産自動車と共働で、タイヤのウェット性能などの運動性能や摩耗性能を維持しながら、軽量化による転がり抵抗の大幅な低減を追求した。当該車両の新車装着タイヤとして承認された「アレンザ・スポーツA/S」は、3次元形状革新サイプと新形状パタン、接地形状の最適化といった「エンライトン」技術が持つ技術優位性と、独自材料技術を組み合わせることで、日産自動車が求める環境性能と運動性能の両立を実現し、その価値を評価されたタイヤとなっている。ロングドライブでの快適性と高速運動性能を高次元にバランスさせたタイヤブランド「アレンザ」を踏襲した「アレンザ・スポーツA/S」により、安全運転と快適性能をサポートするとともに、低燃費性能にも貢献する。