住友ゴム工業は11月26日、世界最高峰の二輪レース「FIMロードレース世界選手権」の「Moto2」および「Moto3」クラスに、ダンロップブランドでのワンメイクタイヤ供給を2023年まで継続すると発表した。
世界最高峰の二輪レースである「FIMロードレース世界選手権」は1949年に初めて開催され、現在は「MotoGP」「Moto2」「Moto3」の3クラスがある。同社は、各クラスが新設された年(Moto2/2010年、Moto3/2012年)から継続してワンメイクタイヤ供給を行っている。各国のサーキットを転戦する「FIMロードレース世界選手権」では、幅広い路面条件・路面温度への適応性などさまざまな状況下で性能を発揮するタイヤが求められる。これまでのレースタイヤ開発で培った技術を活かし、「Moto2」「Moto3」クラス専用に開発したダンロップタイヤを供給することで、ラップタイムの向上に貢献する。
同社は二輪の国内外のレースにおいて、トップクラスから育成型レースまで幅広いカテゴリーにタイヤを供給している。同社は今後も、ダンロップブランドのさらなる価値向上とタイヤ開発力の強化を目指すとともに、レースに参戦するライダーを足元から支え、モータースポーツの発展に貢献していくとしている。