ブリヂストンは11月26日、川崎重工業が23日に発表したスーパースポーツバイク「ニンジャZX―10R」の2021年モデルの新車装着タイヤとして、「バトラックス・レーシング・ストリートRS11」を納入すると発表した。タイヤサイズは120・70ZR17・M・C(58W)、190・55ZR17・M・C(75W)。
「ニンジャZX―10R」は、「スーパ-バイク世界選手権」で6連覇の快挙を達成した「カワサキ・レーシング・チーム」の参戦マシンのベースモデルで、2021年モデルは新たにフルモデルチェンジし、一体型ウィングレットを備えた新しいエアロダイナミックスタイリングに加えてハイグレードなサスペンションとブレーキコンポーネントを採用、コーナリング性能と軽快なハンドリング性能を高めている。
これまで同社は、川崎重工業との長年にわたる共働を通じて、川崎重工業が発売する様々な二輪車の価値の実現に貢献してきた。その中で、今回、「ニンジャZX―10R」に装着する「バトラックス・レーシング・ストリートRS11」は、同社の高い技術を結集・追求した「断トツ商品」の1つであり、公道走行用スポーツタイヤのフラッグシップモデルとして公道でのスポーツ走行性能を追求したタイヤとなっている。長年の2輪レース用タイヤ開発で培った技術を活用し、パタンデザインやタイヤ剛性の最適化により、グリップ性能やハンドリング性能、操縦安定性を高次元で両立することで、当該モデルの高いコーナリング性能や操縦安定性に重要な役割を果たしている。