最新技術や製品を披露 IPFバーチャル展示会が開幕

2020年11月27日

ゴムタイムス社

 3年に一度開催されるIPF Japan 2020 Virtualが11月18~20日にわたり、開催された。
 当初、10月に幕張メッセで開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、バーチャル展示会に切り替わった。期間終了後も2021年5月21日まで継続展示され、閲覧することができる。
 各ブースでは、成形機/成形関連機器、試験・計測機器/二次加工機/工場関連設備、金型設計/金型製造/金型部品・システムなど6つの分野に分類され、プラスチック・ゴムに関する企業が出展。各企業は最新技術や製品を披露した。ゴムやプラスチックに関連する企業を2回にわたり紹介する。

IPFバーチャル展示会

■デンカ
 「エラストマー/高機能エラストマー(デンカクロロプレン、デンカER、Evolmer)」「機能樹脂/ABS・ASA・PVC向け耐熱付与剤(デンカIP)、クリアレン、透明樹脂(MS樹脂他)」などを紹介。Evolmerは高度な精密重合技術により開発したエラストマーで、機械的強度や耐油性に優れ、更に耐摩耗性、耐オゾン性などをPRした。

デンカのブース

■日本ゼオン
 独自開発した熱可塑性プラスチックなどを解説した。同社のシクロオレフィンポリマー樹脂は、独自の技術で開発した画期的な熱可塑性プラスチック。 ゼオネックスは主に光学レンズや光学部品、医療用樹脂として、ゼオノアは汎用透明エンプラとして様々な用途で使用されている。

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