住友ゴム工業は12月1日、同社が加盟するエコ・ファースト推進協議会主催の「第11回『エコとわざ』コンクール」で住友ゴム賞を選出し、11月25日にオンラインで住友ゴム賞の表彰を行ったと発表した。今回の住友ゴム賞には、イメージのわきにくい森と海の密接な繋がりを端的に分かりやすく表現した、兵庫県神戸市立歌敷山中学校3年の小林新治朗さんの作品「森づくり 豊かな海も 育ててる」が選ばれた。
「『エコとわざ』コンクール」とは、エコ・ファースト推進協議会が環境省の後援、全国小中学校環境教育研究会の協力を得て、全国の小・中学生から、未来の地球環境を守るためのアイデアを表現する創作ことわざ「エコとわざ」を募集し、優秀な作品を表彰するもので、今年は「豊かで美しい地球を未来につなぐために、私たちに何ができるかな」をテーマに、459点の中から審査委員会および各企業における厳正な審査の結果、29作品が選出された。
同社は、環境省から環境先進企業として「エコ・ファースト企業」として認定されており、同コンクールが始まった2010年から住友ゴム賞を設け、子どもたちが環境に関して考える機会を設けてきた。このような活動を通じて、同社グループは社会的価値向上に取り組み、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。