三井化学は12月7日、インドのBISより日本の企業としては初めて太陽光パネル性能・信頼性を評価するBIS認証試験所の登録を受け、2020年12月にBIS認証事業を開始したと発表した。同社グループは、これまで太陽光発電に関する様々な知見を蓄積しており、今回のBIS認証事業の開始は、その蓄積による信頼に基づいたものといえる。
同社は、インドにおけるエネルギー需要の拡大に対応するため、同社関係会社であるMitsui Chemicals IndiaがドイツのPI Photovoltaik―Institut Berlinの支援のもと、インドのグジャラート州に太陽光パネル認証のための試験所を建設し、2019年12月より太陽光パネルの評価・測定・試験事業を開始している。
同社は、太陽光発電診断事業を「発電所での建設前のパネル診断により、パネル発電能力の低下を防止する」等、太陽光発電によるGHG削減に貢献するとして、Blue Valueに認定している。同社グループは太陽光発電診断事業を通じて、今後もSDGsに掲げられている社会課題の解決に貢献していくとしている。