輸出は9%の伸長 1~9月のSM生産出荷 

2020年12月22日

ゴムタイムス社

 日本スチレン工業会のまとめによると、スチレンモノマー(SM)の20年1~9月の生産は137万6876tで前年同期比7%減となった。

 月別の生産量をみると、1月から3月までは前年同月比2桁減で推移したが、4月から6月までは増加となり回復基調にあったが、7月から9月までは再び減少となった。特に9月は同33%減と大きく減少した。

 内訳は、内需は95万5093tで同14%減となったのに対し、輸出は43万5327tで同9%増となり堅調に推移した。

 用途別では、主力のPS向け(GP/HI)は46万9125tで同11%減となった。

 また、ABSは15万3888tで同19%減、合成ゴムは7万9485tで同28%減、EPSは6万9913tで同19%減。UPER(不飽和ポリエステル)は2万3618tで同17%減となり、全用途で前年実績を下回る結果となった。

1-9月のスチレンモノマー生産出荷

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