豊田合成は12月10日、燃料電池自動車(FCV)の主要部品である高圧水素タンクを生産する「いなべ工場」(三重県いなべ市)でラインオフ式を開催したと発表した。式典には、三重県の鈴木知事、いなべ市の日沖市長、トヨタ自動車元町工場の岡田工場長をはじめとする関係者、また、同社の関係役員と従業員らが参加した。
いなべ工場では、トヨタ自動車が2020年12月に発売した新型MIRAI向けの高圧水素タンクの生産を11月から開始しており、今後も燃料電池自動車の普及拡大に対応して生産能力を順次強化していく予定としている。