本紙は昨年10月時点でゴム関連の原材料メーカーや製造業、卸商社を対象に「2021年の景気見通しと業績予想」と題するアンケート調査を実施し、46社から回答を得た。その結果、21年の景気見通しは「やや明るい兆しが見える」「緩やかに回復」の回答が同数となり、景況感改善に期待を寄せる。ただ、コロナ感染の再拡大が懸念され、21年も依然として予断の許さない状況が続く。
◆景気見通し
今年3月までの景気見通しについての設問は、【図1】の回答結果となり、「緩やかに回復」と「変化はあまりないがやや明るい兆しが見える」が同数