ブリヂストンは12月18日、同社が中華人民共和国江蘇省の衣料会社に対し蘇州市中級人民法院に提起していた著作権侵害訴訟について、２０２０年12月２日に和解が成立し、同件訴訟が終了したと発表した。
同社は、２０１９年９月に、同社が著作権を保有するＢマークに類似したロゴマークを衣料品、店舗、ウェブサイトに使用する江蘇省の衣料会社の行為は著作権侵害に該当するとして、蘇州市中級人民法院に提訴した。その後、江蘇省の衣料会社から和解の申出を受け総合的に勘案した結果、和解により本件訴訟を早期に解決することが最善であると判断した。
今回の和解により、江蘇省の衣料会社は同社に対し20万元（約３２０万円）の和解金を支払い、また、所有していた同社Ｂマークに類似する商標登録を放棄する。
同社は、特許、意匠、商標およびその他の知的財産の不正使用・侵害に対して、今後も厳正に対処し、こうした活動を通じて、顧客の安心・安全を最優先し、ブランド価値の維持・向上を図っていくとしている。
