2非営利団体を寄付先に決定 ブリヂストンの社内募金制度

2020年12月22日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは12月21日、社内募金制度「ビースマイル募金」の寄付先団体を「森のライフスタイル研究所」と「キッズ未来プロジェクト」に決定したと発表した。「ビースマイル募金」とは同社の新しい社内募金制度で、持続可能な社会の実現に向けて社会課題の解決に取り組む団体を支援する。

 「森のライフスタイル研究所」は小平市の特別緑地保全地区における木々の間引きや下草の刈り取りなどの整備を行う団体、「キッズ未来プロジェクト」は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた貧困家庭の子どもへの学習支援、食事提供を行う団体で、支援金額はいずれも100万円。支援期間は2021年1月1日から12月31日までとなっている。

 今回は、3年以上の活動実績があり、現在も継続的に活動している非営利団体で、同社のグローバルCSR体系「Our Way to Serve」の重点領域である「Mobility (モビリティ)」「People(一人ひとりの生活)」「Environment(環境)」に該当する活動で、SDGsの達成などに向けた社会課題の解決に取り組んでいる団体が選考の対象となった。

 同社は、グローバルCSR体系「Our Way to Serve」に基づき、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいる。従業員がより自発的に参加できる社会貢献活動として「ビースマイル募金」を今年設立した。なお、「ビースマイル募金」では、従業員からの寄付金に会社が同額を上乗せするマッチングギフト制度を導入している。

 同社はこうした取り組みを通じ、これからも持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいくとしている。

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