EPDMを値上げ 住友化学、1月18日より

2020年12月22日

ゴムタイムス社

 住友化学は12月21日、合成ゴムのエチレン・プロピレンゴム(EPDM)に関し、価格改定を実施すべく需要家との交渉に入ると発表した。対象製品はエスプレンEPDMで、価格改定幅は+20円kg。改定時期は2021年1月18日出荷分より。

 EPDMは、安定供給を維持するための製造設備の高経年化対策や、環境と安全に対する要求の高まりを受けて各種の設備投資を実施しているほか、物流関連費も上昇していることから、製造コストが年々上昇している。

 このような状況のもと、同社はさまざまなコスト削減に取り組んできたが、自助努力だけでこれらの増加費用全てを吸収することは困難と判断した。

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