■ 新年インタビュー
リモート商品説明会など検討
西部工業用ゴム製品卸商業組合 岡浩史理事長
組合員を対象に研修や勉強会、商品説明会などが新型コロナの影響で中止が相次いだ西部ゴム商組。20年に行われた役員改選で再任された岡浩史理事長(岡安ゴム)に今後の組合活動について聞いた。
◆20年を振り返って。
コロナ禍の状況下、ほとんどの行事が中止をせざるを得なかった。行事に関しては、感染防止策を徹底し、できるだけ継続していくことにした。例えば、感染の恐れのある食事会は除き、様々な部会や講演会はできるだけコロナ対策を講じた上で進めた。今後もできるだけ会議はリモートで実施していく方針を取り、次回の総務委員会からリモート会議になる。すでに正副理事長会はリモートで2回対応している。
◆20年の活動は。
総会は、同組合事務所会議室で通常総会を開催した。今回は新型コロナウイルス感染防止のため、例年とは異なり総会成立に必要な最低人数15名、委任状出席105名が出席し開催となった。
勉強会や人材育成では、10月の勉強会から初めてWEBの開催を行った。参加者からアンケ―トを取り、そのアンケートを見ると、まずまずの成果だったようだ。とくに若手からは良かったという意見をいただいた。広島から参加した会員からは、遠方からの参加がしやすくなったとい利点も感じた。かつて地方開催の勉強会も企画したが、なかなか参加者が集まらなく開催に二の足を踏んでいた。しかし、今後オンラインで開催していけば、広島や岡山などからの参加者も増えてくるかと期待している。
また、5月に会員に対して、新型コロナ対策のアンケートを行い、参考事例としてホームページに上げた。会員の皆様には参考になったという手ごたえを感じている。