泉原雅人社長
明けましておめでとうございます。
昨年は世界中が新型コロナウィルス感染症に翻弄され、我々の日々の生活も、当社グループの各事業も大きな影響を受けました。皆さんには、様々な感染防止策を徹底しながら事業継続に努め、需要の激変に対応いただき、心から感謝いたします。
我々の事業においても、コロナ禍による景気変動にもレジリエントな強い事業・製品と、大きな影響を受けた事業・製品が明暗を分け、各部門の事業課題が明確になりました。
コロナが扉を開けた変化の時代は始まったばかりです。 我々は、様々な変化を新たな日常として受け入れ、この時代をタフに乗り越えていかなければなりません。
皆さんにお願いしたいことは、まずは心身ともに健康であることです。職場の安全確保や感染予防、従業員の心身の健康増進のための様々な施策に引き続き取り組んでいきますので、個人の生活の中でも感染予防に留意しながら、適度な運動により在宅勤務が続くことによるストレスを溜めないなど、一層の安全と健康に努めて下さい。
もう一点、変化が激しく先の見えない時代だからこそ、足下の対応だけに囚われず、長期的な方向性を見据え、ありたい姿に向けて一歩一歩、ともに前に進んでいきましょう。
今年は２０３０年を目指した長期ビジョンを策定し、その実現に向けた中期経営計画の策定をスタートさせます。ポストコロナの世界はまだまだ見通せませんが、ESGへの意識のさらなる高まりやDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展を前提とし、当社グループの経営構造の変化を踏まえた将来像を明確化したいと思います。
着実に歩み続ければ、道の先には必ず明るい陽の当たる場所が開けています。
