TOYO TIREは12月23日、SUV用タイヤブランド「オープンカントリー」シリーズにおいて、オフロード性能とオンロード性能を高い次元で両立させたハイブリッド商品「オープンカントリーR/T」、不整地や泥濘地などあらゆる悪路も走破できるパフォーマンスと耐久性を有するオフロード向け商品「オープンカントリーM/T」の新サイズを、2021年2月より順次、国内で発売すると発表した。
オープンカントリーシリーズはSUVをターゲットとした同社の主力ブランドで、同社は世界で最も過酷なオフロードレースといわれる「BAJA1000」などの国際レースに継続参戦し、その経験によって得られた知見を商品開発にフィードバックしている。同ブランドは、大型SUV車両が抜きん出て普及している北米市場で高く評価されており、国内市場においては2016年にオープンカントリーR/Tを発売し、同ブランドの導入を開始した。
日本国内でのSUVの新車販売台数は年々増加し、人気が高まっている。同社はこれまでSUV市場の拡大に合わせ、オープンカントリーシリーズのサイズ拡充を行なってきた。オープンカントリーR/TはコンパクトからミドルクラスSUV向けに17サイズ、オープンカントリーM/Tは大型SUV向けを中心に20サイズのラインアップを取りそろえて展開している。
国内で特に人気を集めている車種においては、凹凸のあるオフロードタイヤのトレッドパターンをしっかりと見せるために車両をカスタマイズすることがトレンドになっている。こうしたニーズへ的確に対応したサイズをオープンカントリーM/Tにて投入することとした。
また、オープンカントリーR/Tでは商用車をカスタマイズし、アウトドアで使用するユーザーや大型SUVの注目車種をターゲットに、純正サイズを中心としたラインアップを新たに拡充し、ニーズに応えていく。