ニッタは12月25日、22日に行われた「コンポジットハイウェイ コンベンション2020」において、同社独自のCNT複合化技術「Namd(エヌアムド)」が「第4回コンポジットハイウェイ・アワード~2020」の素材部門グランプリを受賞したと発表した。
コンポジットハイウェイ・アワードは、コンポジットハイウェイコンソーシアムが主催し、経済産業省中部経済産業局が共催にて、炭素繊維複合材料(CFRP)に関する優れた技術・製品のうち、国内外サプライチェーンの構築につながるものとしてユーザー企業等からの評価の高い優れた技術・製品を表彰するもの。同社の「炭素繊維表面へのCNT膜コーティングによるCFRPの力学的物性の向上」において、炭素繊維の界面強化への改善効果やNamd技術の独自性や革新性、また今後の可能性といった将来性が高く評価され、グランプリを受賞した。