日本ゴムホース工業会の発表によると、21年のゴムホース生産は年間で3万2340t(新ゴム量、以下同)で前年比11・9%減増、出荷金額は1381億円で同12・2%増と、生産・金額ともに前年を上回ると予測した。
品種別の生産を見ると、高圧用、自動車用、その他用それぞれ前年を上回ると予測。しかし、高圧用と自動車用は需要が戻りつつあるもののコロナ前の水準には至らず、回復には時間を要するとの予測。一方、その他用は大口のプロジェクト物件を除いてコロナ前の水準への回復が見込まれる。
◆自動車用
生産構成の約70%を占める自動車用ホースは、新型コロナの影響による四輪車国内生産台数減少からの
全文:約956文字