豊田合成  インド事業基盤を強化

2011年12月02日

ゴムタイムス社

  豊田合成㈱(荒島正社長)は、今後成長が期待されるインド市場に対応、子会社である現地法人「Toyoda Gosei India Private Limited(以下 TGIN)」の事業基盤の強化を図るためゴム製品の一貫生産体制を構築〔材料配合~押出~成形の一貫生産〕すると12月2日発表した。
  従来TGINのゴム事業(ボディシーリング事業)では、半完成品(押出品)を輸入し、最終成形(押出品同士を接続し完成品を生産)のみを行っていたが、2012年5月を目標に、新たに工程(材料配合・押出工程)を導入し、「ゴム製品の一貫生産工程を構築」することで、インド市場でのコスト競争力の確保を目指す。
 また、インド社会に根ざした企業活動を円滑かつスピーディに実行するため、現地の有力企業である「ミンダ社」の経営参加のもと、豊田合成の「ものづくり技術」とミンダ社の「インド社会における経験」の双方の強みを活かし、インド事業の基盤を強化する。ミンダ社の経営参加に伴い、社名を「Toyoda Gosei Minda India Private Limited」に変更した。

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