ブリヂストンは1月19日、快適性を追求したSUV専用タイヤ「アレンザLX100」を2月より発売すると発表した。発売サイズは39サイズで、メーカー希望小売価格を設定する。
国内のSUV市場は近年拡大傾向にあり、特にセダンやミニバンの代替車両として街乗りなど普段の生活の一部として使用されるオンロード領域のSUV車両が増加している。同社はオンロード領域のプレミアムSUVタイヤブランドである「アレンザ」に、今回、静粛性や快適性を重視したオンロードコンフォート「アレンザLX100」を加え、オンロードスポーツ「アレンザ001」と共にラインナップすることで、オンロード領域SUV車両への社会価値・顧客価値の向上を強化していく。
新商品「アレンザLX100」では、同社のサイレントテクノロジーを採用し、従来品比騒音エネルギーを22%低減させている。また通常、タイヤの摩耗度に比例して大きくなるノイズにも着目し、60%摩耗時で従来品比騒音エネルギーを9%低減させている。さらにSUVに特化したトレッド部チューニングやSUV専用構造を採用することで、従来品比摩耗ライフを5%向上させ、ふらつきや乗り心地といった操安性能にも配慮している。
同社グループは、独自のソリューションビジネスのプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」(Bridgestone Tire and Diversified Products as a Solution)を通じて、「断トツ商品」「断トツサービス」「断トツサービスネットワーク」といったリアルとデジタルの組み合わせによる「断トツソリューション」を展開する。同社は、社会価値および顧客価値を最大化するとともに、安心・安全なモビリティ社会に貢献していくとしている。