豊田合成は1月19日、小売・商業施設のDX支援などを手がけるカウンターワークスに出資したと発表した。カウンターワークス社は、店舗における消費者行動の可視化、小売・商業施設運営のDX、RaaS(Retail as a Service)を活用した出店者募集などのサービスを提供するスタートアップ。
カウンターワークス社とのコラボレーションにより、従来の事業の枠組みに捉われないサービスの創出を加速させるため、同社は出資することを決定した。
同社は、エアバッグなどゴム・樹脂を中心とする各種自動車部品をカーメーカーに提供しているが、自動車業界が大きく変化する中、車室内空間の安心・安全・快適に貢献する製品だけでなく、MaaSの進展に対応した新たな付加価値やBtoCビジネスも含めたサービスを提供することを目指している。
今後も同社は、コア技術とのシナジーが期待できるスタートアップなどとの連携を通じ、イノベーション・新モビリティへの挑戦を続けていくとしている。