積水化学工業は1月26日、世界で最も持続可能性の高い100社「2021 Global 100 Most Sustainable Corporations in the World index」(以下「2021 Global 100」)に選出されたと発表した。この選出は同社にとって、4年連続6回目となる。
「Global 100」とは、カナダのコーポレートナイツ社が、世界のあらゆる業界の大企業(2021年は8080社)を対象に、環境・社会・ガバナンス(E/S/G)などの観点から持続可能性を評価するもので、上位100社を選出している。
例年、「Global 100」はスイスのダボスで開催される世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の中で発表されているが、今年はコーポレートナイツ社が1月25日に開催したオンライン会合の中で発表された。
同社は、クリーンレベニュー、環境貢献投資、安全、従業員の定着率などの項目で高い評価を受け、51位に選出されている。日本企業の選出は、同社を含む5社だった。
同社は今中期経営計画「Drive 2022」において、社会の持続可能性と同社グループの持続可能性の向上を共に追求するESG経営を実践し、企業価値を向上させることを、基本戦略として掲げている。
今後も同社は、持続可能な社会の実現に向け一層貢献し、ステークホルダーに信頼され、100年経っても存在感のある企業グループであり続けるための挑戦を続けていくとしている。