バルカーの2021年3月期第3四半期連結決算は、売上高が327億4800万円で前年同期比10・4%減、営業利益が22億4500万円で同33・0%減、経常利益が23億9300万円で同29・0%減、親会社株主に帰属する四半期純利益が21億9000万円で同8・5%減の減収減益となった。
シール製品事業については、機器市場や海外のプラント市場向けの販売が減少し、売上高は231億2500万円、同4・1%減、セグメント利益は29億4000万円、同15・0%増となった。
機能樹脂製品事業については、主要市場からの需要が減少したことに加え、一部顧客への製品の納入時期が延期されたことや大型案件の見直し等により、売上高は76億7800万円、同23・7%減、セグメント損失は6億3000万円(前年同期はセグメント利益5億2000万円)となった。
シリコンウエハーリサイクル事業他については、主力事業の受託量が減少したこと等により、売上高は19億4500万円、同18・9%減、セグメント損失は6400万円(前年同期はセグメント利益2億7600万円)となった。
2021年3月期の連結業績予想は前回発表から変更なく、売上高は443億円で前期比8・1%減、営業利益は30億円で同28・8%減、経常利益は31億円で同27・2%減、親会社株主に帰属する純利益は27億円で同7・5%減を見込んでいる。
2021年01月28日