日東化工の2021年3月期第3四半期決算は、売上高は42億3500万円で前年同期比26・6%減、営業利益は0円で同99・5%減、経常利益は2000万円で同88・6%減、四半期純利益は300万円で同97・3%減となった。
コンパウンド事業の売上高は31億7700万円で同30・7%減となった。コロナウイルス感染拡大の影響による厳しい状況が続く中、導電性樹脂ECXの受注は堅調に推移したものの、ゴムコンパウンド、高機能樹脂コンパウンドは、自動車関連を中心に受注が大幅に減少し、前年同期を下回った。
ゴム加工事業は10億4100万円で同10・9%減となった。ゴムシートにおける自動車関連での受注が減少したこと等により、前年同期を下回る売上高となった。
通期の連結業績予想は前回予想から修正はなく、売上高が61億4000万円で前期比19・3%減、営業利益が5000万円で同76・8%減、経常利益が50億円で同77・0%減、純利益が1500万円で同90・2%減を見込んでいる。
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