タイヤ4社の20年12月期連結決算が出揃った。20年度は新型コロナウイルス感染拡大を受け、上期はタイヤ需要が大きく落ち込んだ。第2四半期を底にタイヤ販売は回復基調に転じたが、上期の需要減を補うまでには至らず、各社とも減収減益となった。
◆ブリヂストン
売上高は2兆9945億2400万円で前期比14・6%減、調整後営業利益は2229億3200万円で同35・0%減、営業利益は641億1400万円で同81・6%減、当期利益は233億100万円の損失(前年同期は2401億1100万円の利益)となった。
営業利益では、原材料が550億円、売値・MIXで280億円のほか、コスト体質改善
2021年03月01日